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この冬初めての積雪。 10日の昼過ぎからハラハラと舞っていた雪も、たいした事はなかろうと、ついついDVDを観続けてしまい、気がついたらすっかり日も暮れ、あっというまの雪景色。 「あっ、このレンタルDVDポストに投函しなきゃ!」 DVDを返しに行って、車の事故なんて・・と、心配しながらも、ギリギリセーフ。 「ものすごくうるさくてありえないほどに近い」 あのアメリカの9・11テロ事件を題材に、大好きだった父親を、事件で突然に亡くしてしまった少年の話である。 聡明で繊細な、アスペルガー気味のの少年が、父親が残したカギの謎を探し求めるうちに、多くの人に会いながら、ショックから立ち直っていくというようなストーリー。 父親役のトムハンクスもよかったが、役者は初めてという主役の少年がよかった。 クイズ番組で優勝した少年を映画関係者が観てスカウトしたというが、素人とは思えぬ勘のよさ。 メイキングをみていると、演じるというのは、周りの情況や要求を的確に掴み、かつ演じる対象を正確に再現する事であると思う。役になりきるというが、そのあくまでも客観的な視線が重要なのだと思えた。 初めてでありながら、その現場や作業すら楽しんでいる聡明な少年は、やっぱり天性のものかもしれない。 ひさしぶりに、泣けるおすすめ映画です。
by houseigama
| 2013-01-19 22:45
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